功名が辻―サルの落雁

功名が辻、第29話「家康恐るべし」に成宮寛貴が、豊臣秀次役で登場。

秀吉の甥で長い間、あちこちに養子に出され
政事の道具にされた秀次は姫路城の回廊で、懐かしい千代と再会した。
( 成宮秀次は第29話~38話の「関白切腹」まで出演 )

千代:仲間由紀恵 山内一豊:上川隆也 豊臣秀次:成宮寛貴
豊臣秀吉:柄本明 石田三成:中村橋之助 徳川家康:西田敏行 黒田官兵衛:斉藤洋介




姫路城の回廊で、仲間由紀恵演じる千代と
成宮寛貴演じる秀次は久し振りに再会。

爽やかな青年に成長した秀次は、偶然再会した千代に
「千代殿のお言葉がなければ、それがしが生きていたかどうか分かりません」と
懐かしさで涙ぐむ。よほどの人質生活を送ってきたのでしょう。


立ち上がった秀次が、振り返って千代に微笑むのですが、
ここはクローズアップされたカメラワークが印象的でした。

きっと千代との最期の別れの場面でも、
千代に微笑むんだろうな・・・・。そんな暗示されたカメラワークでした。
その微笑は・・・・。 (涙)
この時の成宮秀次は若々しくさわやかな青年。

屋敷に戻った千代が一豊に「秀次様は、お子のいない豊臣家の
跡取りといわれている」と聞き嬉しそうでした。
しかし秀次が優しすぎて、大将に向かないかもと聞き
一豊に引っかけて必死で擁護するところも仲間さん可愛い奥様でした。



軍議の席での秀次は、むさくるしい武将達のなかで
ひとり若くその美しさが際立っていました。 
実際でも今回出演している役者のなかでは、子役を除くと
一番若いはず。おじ様達の中で23歳の成宮秀次の若さは爽やかでした。

それにしてもこの軍議で、若さが前面に出て功をあせる秀次を
いさめながら、じっとその人品を見定めようとしている
黒田官兵衛役の斉藤洋介と石田三成役の中村橋之助が怖いです。
大人な男の目は、じっと相手を観察してその人なりを見抜きますから。
この二人は印象に残りました。


秀次軍率いる別動隊は、長久手で徳川軍の鉄砲隊に急襲をうけ
不意を衝かれた乱戦の中で、秀次はなすすべもなく逃げ帰り
秀吉の前で土下座して詫びるしかなかったのですが・・・・

しかし歴史に名を残す「小牧・長久手の戦い」は、ドラマの中では
あっという間に終わってしまいました。
合戦のシーンは、今大河ではないのかな??

今回の秀次は急襲されて、側近が鉄砲の弾に倒れたのを見て
腰をぬかし本陣に逃げ帰り
「総大将が配下のものを見殺しにして、おめおめと逃げ帰り・・」
「うぬのようなうつけを生かしておくわけにはいかぬ!!」
と秀吉に太刀を向けられたりと、なんともへたれでございました。

でもこの時の秀次は16歳ぐらい、まだまだ思慮の浅い子供でもありました。
この時配下の手前、秀次に太刀を向けた猿芝居の秀吉の前から
秀次を、あうんの呼吸で救った一豊は
長浜城を賜るのですから、世のなか何があるのか分かりません。

一豊は自分の仕事に見合った評価をされず、くさっていたんですから
よほど嬉しかったはず。身をもって秀次をかばった一豊が
窓際族から一国の主になれた事件でもありました。
久々に評価を受け褒美を賜り、千代と喜ぶところはいいシーンでした。


それにしても西田敏行演じる徳川家康と柄本明さん演じる豊臣秀吉のおふたり
両雄の知恵比べと我慢比べはみごとでした。

また家康が不安を覚える織田信雄に「それがしの織田家への心、少しも変わりませぬ」と
言っておきながら、後ろでは信雄の有する軍勢だけが魅力で
信雄の人品を見抜いているところは、家康の怖さがよく現れていました。

ここでそのうつけの信雄の姿が大アップになり、突然とスクリーン化!!
それを何事もなかったように、襖で閉めて
家康が「信雄殿はまことのうつけであるな」と言って信雄を笑いものにするのですが。

その突然の演出に目が点に・・・・!??

NHK恐るべし! 大河に遊び心を取り入れている!
でもわたしはOKでしたよ。
意表をつかれて、この場面脳に刻まれてしまいましたが。(笑)

今回の演出は良かったですよね。
あの落雁も印象に残りました。色美しい細工落雁は、目をひきました。
あんなに細工されたサルを見たことがありません。

なぜかやけに落雁が美味しそうで、その職人さんの技術の高さに目をうばわれました。
もっとも当時このような細工落雁はまだなかったと思いますが・・・・。

今回はもう成宮秀次の出番が多くて、大河が若返っておりました。
むさくるしい武将に囲まれて、成宮くん演じる秀次が
ひとり色鮮やかに美しい若武者として映っておりました。

しかしあのサル殿の甥だというのに、
また突然と美麗なお子が生まれたものです。 
仲間さんに負けないぐらいの凛としたきれいな秀次成宮くんでした。
甲冑姿がよく似合っていました。


爽やかで真っ直ぐな秀次が、今後秀吉に追い詰められて
どうなっていくのか、かなりの演技力が必要な重要な役どころ。
演技に定評のある、成宮くんの今後の演技が楽しみです。








☆ 小牧・長久手の戦いは天正12年(1584年)
   このとき一豊40歳
   秀次は永禄11年生まれ(1568年)なので16歳
   (ただし誕生日が分からないので16歳ぐらい)

☆ 視聴率22、9%あまり視聴率は関係ないけれど
   これは「功名が辻」で2番目に高い視聴率!
   成宮秀次初登場でのこの数字はすごい!うれしい!!
   
☆ 公式 ページに成宮くんのインタビュー記事 と写真が
   沢山載せられています。→


   




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コメント

見目麗しき武将秀次ナリ
あおいさん こんばんは

「功名が辻」の秀次ナリは見目麗し武将でございましたv-238
オープニング 「羽柴秀次 成宮寛貴」単独で名前が。。
とうとうここまでの俳優になられて。。ヨヨヨ。。
言い馴れないセリフにヒヤヒヤしながら、”よくぞ言えました”。。ヨヨヨ。。
千代かはたまた母の気持ちになってしまい、
振り向いてからの「ニコッv-254」には、
胸キュンv-27やられてしまいました(笑)

”若さゆえ”の演技 ナリ相当勉強したんでしょうね。
ちゃんと伝わってきましたから。
そして、大御所俳優人に負けていない存在感も!

「スイッチ....」「功名が辻」を見て、ナリ演技力UPした!?
自然ないい意味で力を抜いた演技が光ってます。

「悲劇の関白」に向ってどう演じたのか、益々楽しみになってきました!
  • 2006-07-24│23:28 |
  • ひろろん URL│
  • [edit]
ひろろんさん♪
おはようございます e-51 

大河見ました!!
なかなか今回の大河、面白いです♪
大河なのに遊びが入っていて、こういう演出が好きで、
けっこう受けているわたしです。 ♪♪

あのベテラン俳優の方達のなかにいると
ナリくんの若さがまぶしいですよね~。
武士の姿、嵌っていました。
若武者姿がすご~く合っていて、あ~ナリくんは
和の男の子なんだ~って思いました。e-480
大御所に囲まれていても、存在感ありましたよね。 e-420

ナリくんのファンになって日が浅いので
成長した姿しか知らないんですよ i-241
なにしろ「ナナ」などのあたりの映画からファンになったので・・・・・。
その前のナリくんを知っている
ひろろんさんがうらやましいです~e-266

大河にドラマに舞台に映画にと
しばらく楽しみがいっぱいですね ♪


  • 2006-07-25│07:53 |
  • あおい URL
  • [edit]

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