昨夜の皆既月食
赤銅色の月がオリオン座の上に浮かんでいる様子は
なんとも不思議で神秘な空間だった

クライマックスには冬の空に赤い月が
稟といらっしゃる姿は実に神秘に満ちていた
21時ぐらいから、皆既月食がはっきりと始まった

まん丸で白く輝く月が
短い時間に徐々に欠けていき

途中、雲に覆われて月が隠れてしまったが
あい間あい間に徐々に欠けていく月の美しさを見ることができ

そしてついに赤銅色の月が空に浮かび始める様子は
まさに息をのむ天のスペクタクルだった
オリオンの上にたたずむ赤い月は
星たちと共演して奏じているかのようで
まさに不思議で幻想的な世界だった

首が痛くて、寒さが体の芯まで冷やし
ふるえながら過ごした3時間
その時はまるで 「源氏物語の世界」 の月
夢枕獏さんの 「陰陽師」 の世界観の月のようで
不可思議な月夜だった
富士フイルムのデジタルカメラで皆既月食を写してみたが
小さなカメラでもなんとか撮影できて嬉しい~
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