映画「食堂かたつむり」観てきました

「食堂かたつむり」 気になっていたのでさっそく観に行ってきた。

原作は26万部を超えるといわれる
小川糸さんのベストセラー小説の映画化。

残念ながら本は未読だが、
ポエムのような飛び出す絵本のようなそんな映画だった。

童話の世界観のような映像は大きな画面いっぱいに広がっていて
物語のページを1枚1枚めくっていくような、そんな丁寧に描かれたものだった。

私は好きな映画だったが、ただ独特な世界観なので
観る人によって賛否が分かれると思われるが・・・心優しくなる映画だった。

(ネタばれなところが多い感想となっているので御注意ください)


katatsumuri_150x150.jpg
   (サイトに飛びます)


「食堂かたつむり」

ナチュラルで優しい風が吹いているような
ポエムのようなファンタスティックな映画「食堂のかたつむり」。

ちょっと切なくて、フワフワと綿菓子が舞うような可愛いお話だったけれど
甘くなり過ぎないストーリーが、温かくそしてお腹が空いてくる映画だった。

そして強気で自由奔放なおかんと、落ち込んでいる娘の倫子の
でも何処にもありえるような親子の関係がいじらしい~映画でもあった。

生きる上の切なさと
残酷な食物連鎖もしっかり取り入れたレシピのような映画は

観終わった今もおっぱい山の風と共に
「倫子の歌」 が耳に残っていて・・今も聞こえてきそう~

出だしから童話の世界観で、おっぱい山や軽妙な音楽に乗り
倫子が登場してくる演出はクスクス微笑んでしまい楽しかった。

画面一杯にアニメーションで描かれたカラフルな花や果物
そして様々な食材たちが登場する画面もファンタスティックで好きだったな~

それはなんともカラフルだけれど「ステキな料理色」だった。

おかんの結婚式の最後の場面でのエルメスと空を駆け回る場面も楽しかった~

山の風に吹かれながらクルミやザクロなどたくさんの山の恵みが美味しそうに
描かれ倫子の想い出と共に料理をする力になっているところも面白かった。

食べることが大好きで、料理をすることが好きな私には
カラフルな食材たちの登場は心地よくて観ている間ず~とお腹が空いて

・・・・・グ~ッと3回もお腹がなってしまった。(^^;)

         

個性的なキャラクターの登場人物達はしっくりと映画に生きていたけれど
「豚のエルメス」や「白鳩」の結末はちょっとビックリ!な演出だった。

その結末は、残酷でもありでもちょっと意外でもあった。

でもその場面は、けっこうシリアスだがコミカルに明るく描かれていて
思わず吹きだしながら「うそ~!」と少女達の小さな驚く声が聞こえてきた
シーンでもあった。

この映画の中での好きなシーンに
やって来たお客が倫子の料理を食べる場面がある。


katatsumuri_150x150b.jpg


アニメとは反対に実際のお料理の色は地味だったけれど
食べている場面は実に美味しそうだった。

特に、お妾さん役だった江波杏子さんの存在はすごかった! 
感嘆! の一言だった。
  
御主人を亡くした後、ず~と喪服を着て過ごしていた年老いた御婦人が
美味しい物を食べることでだんだんと生気を取り戻していく様は
見ごたえ充分だった。 

とても印象的なステキな力のあるシーンだった。

この食べることで様々な人達が幸せになっていく場面は良かったけれど
1組か2組のエピソードを減らしても充分ステキなシーンだったと思えた。

          

あとはもう余貴美子さん!  お綺麗だった~ 

色っぽくてかわいい熟女をステキに演じていらして
男をあしらう様も潔く強かった。

持っていたイメージの何倍もステキで
色ぽくて芯のあるルリコがすんなり心に飛び込んできた。

ブラザートムさんもこの映画にピッタリだったし
この映画のポエムな三浦友和さんもなんだか可愛かった~

三浦さんと倫子とおかんのシーンはもっと観たかった!

そして柴咲コウさん
言葉を話さない演技を観るのは2度目

TBSドラマ「オレンジデイズ」の聾唖者の役は
印象的で今でも良く覚えている。

繊細だが悩みながらも力強く生きる大学生役で
その時も大きな目と意志をはっきりと感じる演技に共感。

今作の化粧気もないナチュラルな
でも甘すぎない存在感はやっぱりステキだったな。

         

少し残念だったのは最後、映画が終わった後、
フッと倫子が急にいなくなったように感じたのは主題歌だったと思う。

大好きな大好きなポルノグラフィティが歌う曲「旅せよ若人」は歌も詩も素敵。

ただメリーゴーランドのようなカラフルなアニメが飛び交う映画と
ポルノの透明感のある澄んだ綺麗な旋律が少しだけ合わない気がした。

「倫子の歌」のようなコミカルなちょっとインパクトある曲で
エンドロールが流れて終わっていたらと思うところもほんの少し贅沢に思った。

でもこの曲自体はすごくステキなので今度ゆっくり聞いてみたい。
大好きなポルノの曲だから・・

「食堂かたつむり」 雰囲気のある好きな映画だったな。

映画を観てもパンフレット以外のグッツはほとんど買わないのだけれど
どうしようかな~ってグッツの前で、すごく悩んでしまったほど好きだった。

美味しい料理を作りたくなった 〝  "


動画予告編はこちらから → katatsumuri_160x40.jpg


クレジット  倫子 : 柴咲コウ  ルリコ : 余貴美子  熊さん : ブラザートム
       ネオコン : 田中哲司  桃 : 志田未来  ミドリ : 満島ひかり
       お妾さん : 江波杏子  シュウ : 三浦友和
監督:富永まい 
原作:「食堂かたつむり」小川 糸(ポプラ社刊) 
脚本:高井浩子(劇団「東京タンバリン」作家)
音楽:福原まり
主題歌:旅せよ若人/Fairlife feat. 岡野昭仁 from ポルノグラフィティ(SME Records)

エグゼグティブ・プロデューサー:三宅澄 
         
物語: 倫子(柴咲コウ)がアルバイト先の料理店から戻ると同棲中の
インド人の恋人の姿はどこにもなく、部屋は空っぽだった。彼女はあまりの
ショックで声が出なくなり、スナックを営む折り合いの悪い母親
ルリコ(余貴美子)のもとに戻るしか選択肢は残されていなかった。
倫子は自活するためにも、実家の物置を利用して小さな食堂を開くことにする。
   -詳しいことはシネマトゥデイなど各映画サイトへ




スポンサーサイト

Pagetop


旬の花時計

最近の記事

 ~あおい

Author: ~あおい
遊びに来てくださってありがとう~

月別アーカイブ

07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04 

カレンダー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

ブログ内検索