功名が辻―こおろぎの鳴く夜

  功名が辻、第31話 ― 「この世の悲しみ」

一豊(上川隆也)は秀吉(柄本明)から、岡崎行きを命じられる。上洛の要請に応じない家康(西田敏行)の説得が目的だ。しかし交渉は頓挫。
 その頃、長浜は大惨事に見舞われ長浜城は地響きをたて崩れ落ちた。天正の大地震だ。
千代(仲間由紀恵)と一豊は大事な一人娘よねを失う。

千代:仲間由紀恵  一豊:川上隆也  秀吉:榎本明   徳川家康:西田敏行
康豊:玉木宏  三成:中村橋之助  ガラシャ(玉):長谷川京子  よね:森迫永依



長浜城の庭でしきりと鳴く虫の音
千代(仲間由紀恵)やよね姫(森迫永依)の穏やかな日々を
表しているようなそんな場面からのはじまりでした。

康豊(玉木宏)がよね姫に、虫かごに入れる
松葉と木の葉でこしらえたこおろぎを作ってくれました。
(それはもう、とてもスゴイこしらえもののこおろぎでした!)

やさしい康豊に淡い恋心をいだくよね姫。
お転婆なよね姫のそんな様子は、なんだか可愛らしかったです。

天正13年11月29日深夜―
なんとなくさわがしく、いやな風が吹く夜
千代は城内の火の用心の見回りをしておりました。
廊下を見て回っていると、よね姫が千代に駆け寄ってきました。

千代といたいと珍しく愚図るよね姫に
「なりませぬ、遊びではないのですよ」と千代は厳しく諭します。

ションボリと廊下を引き返していくよね姫を千代は見送ります。
これが千代とよね姫の今生の別れの時だったんですね。
良い事も、悪いことも予期せずに訪れるものですよね。

大切な一粒だねを失った一豊と千代の悲しみは
切々と胸に響いてきました。

演技で仲間さんがあんなに泣いた場面ははじめて見ました。
子供のように号泣していましたね。

戦乱の世を生きていた夫婦にとって
よね姫の存在はいかんばかりであったでしょう。

この時一豊は関白秀吉(榎本明)の命を受け
上洛の説得をするために岡崎へ出向いていました。
なにゆえ一豊だったんでしょうか?
一豊にはあまりにも大役でした。

やはり家康(西田敏行)は、一豊には歯が立つ人物ではありませんでした。
一豊にとったら家康はまさに「岩のごとく」の人物だったんでしょう。
まさにあまりに器が違うことを思い知り
家康の凄みを思い知った一豊だったに違いありません。

かって三方が原の合戦で敗退した時の
みじめな自分の姿を、冷静に自画像に残して
「自分の負けを自画像に残し、それを教訓とする」というあたりは
やはり後に天下を取っただけある人物だったからでしょうか。
家康の人物の大きさが分かるところでした。

上洛を進める一豊に家康は
「関白といえどひれ伏することはない。この三河を死守すれば
道が開ける。いつでもおでましあれ!」と一蹴

一豊は家康の強さの前に、ひれ伏すしかなかったんでしょうね。

長浜修復の間、都に住んでいた千代は南蛮寺で
偶然お玉(長谷川京子)と出会います。
わかっていてもよね姫の死から立ち直れない千代に
「強く生きていきましょう」とお玉は語り掛けました。

「うつし世のことは、すべて許せるように強く生きていく」というお玉。
嫁ぎ先から尊敬する父明智光秀を見捨てられ
幽閉中には夫は側室を迎え、子供達は懐かなくなり
お玉は本当につらい日々を送っていたんでしょうね。

絶世の美女だったと言われているお玉ですが、
反面たいへんに気が強い女性であったようです。
その凄さはいろいろ伝えられているようですが・・・。

今回のドラマの中のお玉は、どことなく現世にただようというか、
彷徨っているような儚さを感じるお玉です。

千代はこの玉と出会うことで
「どこかの世で娘にまみえた時、笑われぬように強く生きていく」と
やっと言葉に出来ました。






来週は「家康の花嫁」・・・秀吉の天下統一のためにまた犠牲者が。

そしてその次は「母の遺言」・・・秀次登場。この頃が秀次の最高の
                    時代だったのでしょうか


今後の「功名が辻」の予告動画がYAHOOから配信されています。
前田利家登場のあたりまでを凝縮した約5分間の予告動画です。










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コメント

あおいさんの文章、素敵ですね
あおいさん、おはようございま~す!
今回の『功名が辻』悲しかったですよね・・・(;;)
千代の母としての悲しみが、仲間さんの演技からとても伝わってきて、
タマラナイ気持ちになりました。
それにしても、以前から思ってたんですが
あおいさんの文章って、とても分かりやすいのに
言葉に重みがあって、説得力ありますよね~(^^)
本当に素敵です。。。
最近、(あおいさんもご存知の通り)私も日記を書くようになったので
文章を書く『難しさ』や、人に思いを伝えることの『大変さ』、
それを読んだ人と共有する『楽しさ』を味わっているんですが、
あおいさんの文章って、憧れますよ。
私も、こんな風に説得力のある文章が書けるようになりたいな~(^-^)
秀次にとっては、後半になるほど切ない場面が多くなってくるんでしょうが
もう少しナリくんの秀次の姿、見たいですね!!
  • 2006-08-09│10:31 |
  • momo URL│
  • [edit]
momoさん ♪
momoさん、こんにちは!

momoさんの日記、いつの楽しみにしています♪

私もあちらでも日記書きたいんですよ~。 i-241
でもブキッチョなのでブログと日記、
両方は続けられそうもないな~って
「ひとこと編集」だけで参加させてもらっているんですよ。

あそこでは今までにないサプライズもあり、(^^)
すごく楽しみです♪ v-344

文を書くって難しいですよね。
今日はmomoさんに励ましてもらってうれしい~ 

わたしは可愛い文が書けるといいな~って時々思うんですよ。
でもやっぱり自分流でしか書けないんですよね。
momoさんこれからも、よろしくお願いします。e-343
  • 2006-08-09│15:25 |
  • あおい URL
  • [edit]

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