臨済宗の葬儀とその後の法要


父が逝ってしまって10日余り過ぎた。

仏壇のある座敷には花に埋もれるように
遺骨と遺影を安置した祭壇がある。

先日、初七日法要が行われたが
四十九日法要まで七日ごとに菩提樹の和尚様による法要が続く。

死して49日間は、現世とあの世をさまよっているとのことだが
納骨式がある四十九日法要の後は父は現世と別れあの世にいくとのこと。

その後は、百ヵ日法要そして初盆と続いていく。
夏まで父を送る法要は続いて行く。

母が今日、祭壇の前で 
「お父さん、もうどの辺りまで行ったかしら」 と淋しそうに聞いてきた。

父は、葬儀の後はしばらくは家の中や庭をさまよっていたであろうが
今はまっすぐに花の咲き乱れるあの世に向かって歩いているように感じている。

仏教の中でも禅宗(臨済宗)には
地獄はないそうでまた、浄土もないようだ。

父は仏弟子となり仏道修行に励み、
現世を生きたようにあの世ではあらたな道を歩んでいくとのこと。

父の新たな人生が幸せであるように願うばかりだ。


父に対して、娘として至らないこともたくさんあったと思うが
病気の間、出来る限りお世話をさせていただいたと思っている。

そして派手ではないけれど葬儀では6人の和尚様のお経のなか
静かに凛と父を見送ることもできた。

父の死は淋しいけれど

父は、その生命力を精一杯使いきった死であったから
今は父の死をしっかりと受け入れられているつもりだ。。。


父の祭壇の周りにはお花をいっぱい飾ってある。

幸いにもお葬式には沢山の生花があがり、
その生花の一部が自宅に遺骨とともに運ばれてきた。

祭壇には今、8つの大きなアレンジメントフラワーと
2段の大きな生花が葬儀場より運ばれ祭壇の左右に飾られている。

花屋さんのセンスが感じられる花々が芳しく祭壇を華やかにして
おかげでお座敷に入ると、花の香りが満ちて心落ち着く。

大きな蘭やスイートピーそして菊など
色取りどりの花々が芳しく父の戒名とよく合ってる。


しかし、父の死を偲んでいるだけではなく遺族には山のようにすることがある。
様々な各手続き、香典返しの準備、そしてご挨拶回りなど

予想をはるかに超えて・・・忙しく日が過ぎていく。

彼も葬儀後の手続きや、菩提樹とのやりとり
親戚への報告等などでやや疲れ気味

月曜日からは休む間もなく出勤しており
私の父のために本当にお世話になりっぱなしで申し訳ない。

それなのに疲れた体で祭壇の周りの沢山の花々に
お水をあげるのも、彼は寝る前に毎晩のようにやってくれる。

彼の力無くては
葬儀が成り立たなかったであろうと思うばかりだ。

後は悲しむ母の代わりに出来る限りのことは私がやろうと思っている。
母は精神的に少し弱くなっているが、早く元気になってもらいたい。


斉藤茂太氏の本の中にこんな言葉があったことを思い出す。


死は悲しいものだが、その悲しみに溺れることなく
自分を生ききっていく。

そんな稟とした姿勢を求めたい~







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